リベラルがうさんくさいのには理由がある

自らをリベラルな一般市民と称する著者が、マスコミや一部扇動家からなるエセリベラリストを批判する。まず沖縄での集団自決を取り上げ、軍部が主導したという刷り込みの事実を覆す。現在政治には大きな対立は存在せず、保守とリベラルの差異は「伝統」と「理想」のささやかな差に過ぎない。具体的には職場での差別の撤廃を提案。後半は時評的なエッセイとなり筆先が鈍るが、新たな視点を提示される。立ち位置は私に極めて近い。

「リベラル」がうさんくさいのには理由がある

「リベラル」がうさんくさいのには理由がある