フライングガールズ

日本女子ジャンプ陣を追ったスポーツノンフィクション。主役は高梨沙羅ではなく、先駆者達。男の世界のジャンプ界で偏見や厳しい環境に耐え、競技がオリンピック種目になるまで苦難の道を歩む。共通するには飛ぶことの楽しさ。鳥のように舞い上がる感覚は経験者でないとわからないとのこと。写真も選手たちの素顔を捉え秀逸。宿願のメダルならず残念。好著。

フライングガールズ 高梨沙羅と女子ジャンプの挑戦

フライングガールズ 高梨沙羅と女子ジャンプの挑戦

失敗屋ファーザー

思春期の娘との関係に悩む父親の職業は「失敗屋」。以来先でトラブルを起こすことで、人間関係を改善する。経験を通して娘と本気でぶつかりあえるようになり、ハッピーエンドを迎える。ライトノベルほのぼの系だが、終盤にはサプライズも用意されており楽しめました。子を思う親の気持ちに共感。

  • 旅立ちの日、親たちは子供の後ろ姿に自分の運を全て捧げてもいいと思って見送る。
  • 親が子を思うのは地球が丸いくらいあたりまえだ。

失敗屋ファーザー

失敗屋ファーザー