画商として波瀾万丈の画家を支えた著者が、放浪の生涯を綴る。ダンディでありながら意外と小心な性格が赤裸々に語られ微笑ましい。行く先々で人々に囲まれたのは決して偉ぶらない人柄によるものだろう。最後は躁鬱病がひどくなり、自ら命を絶つ結果となった…
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