難題が飛び込む男

昭和の大経営者、土光敏夫の生涯を碩学が解説する。IHI,東芝、臨調が3大業績。ちょうど20倍づつのスケールアップ。成績は2勝1分け。強みは現場主義と凛とした背中。直接話法による経営改革。東芝では組織全体まで彼のイズムが浸透しなかった。清貧を貫き最後は現代の日蓮と求道者のような人生。人柄の分厚さから信奉者が多数であるのはうなづける。氏のような存在には程遠いが少しでも近づきたい。

難題が飛び込む男 土光敏夫

難題が飛び込む男 土光敏夫