2010-11-07 マンチュリアンレポート 書評 クライマックスは張作霖の爆殺。昭和天皇から調査を命じられた陸軍中尉のレポートと、お召し列車の機関車の独白が交互に語られ歴史の闇を暴く。結論は満州軍の謀略なのだが、張作霖を稀代の英雄として好意的に描いているのが印象的。これだけの題材と大胆な設定の割にはやや物足りないのは気のせいか。マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/09/17メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 86回この商品を含むブログ (25件) を見る