続年収300万円時代を生き抜く経済学

前作が面白かったので、つい借りてしまったが失望感の方が大きい。実践編と称して生活のための固定費の節約方法を述べる前半。実際に田舎で生活を送る人々をルポする後半と、ハウツー本のようになってしまっているのは残念。小泉ー竹中改革への痛烈な批判のみで辛うじて筋を通している。実体経済がすでにデフレを脱してしまっていて読むべき旬を逃したことは割り引いて評価しているが。