「考える力」をつける本

作者は朝日新聞論説委員。さすがによく練られたいい文書をお書きになる。タイトルの目指す方法論はシンプルで要は読書と作文。如何に情報を取るためのアンテナを立て、無駄な部分をそぎ落としていくか。バックボーンとなっている知識量には圧倒される。10年前の著書だが古さを感じない。

以下は気になる記述

  1. 言論の自由のないところにマンガなし
  2. ワープロ書きの文章は漢字の比率が多い。(変換に引きずられる)
  3. 感動こそ論理の源(感動したことを伝えようとすれば説得力を持った論理が必要)

「考える力」をつける本―新聞・本の読み方から発想の技術まで

「考える力」をつける本―新聞・本の読み方から発想の技術まで