著者はイタリア文学者。天才の手稿を読み解き、その実像に迫る。画家としてより科学者の側面が強い。モナリザに代表されるようにその背景に描かれているのは、長年の研究成果による地層学の知識である。モナリザに対する独自の推論も披露。理想の母性とする。説得力はいまひとつ。まあ謎は謎のままである。
- 作者: 斎藤泰弘
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2017/03/21
- メディア: 新書
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著者はイタリア文学者。天才の手稿を読み解き、その実像に迫る。画家としてより科学者の側面が強い。モナリザに代表されるようにその背景に描かれているのは、長年の研究成果による地層学の知識である。モナリザに対する独自の推論も披露。理想の母性とする。説得力はいまひとつ。まあ謎は謎のままである。