興福寺の365日

エッセイ。堂宇や寺宝の写真とで構成される。著者は現役の興福寺執事。管理室長として日頃の経営や美術展に携わる。最大のイベントは中金堂の再建。寺の内側から見た修行や布教の状況。信仰と観光経営のバランス。文章は簡潔で歯切れは良い。清々しい読後感。大阪の本屋で見かけて予約。