マキャベリの君主論を解説し、現代企業のリーダー論に適用する。中世フィレンツェでの著書だがその現代性に驚かされる。変化の激しい時代に強いリーダーシップで、企業文化を変革することが必要。ゲームのルールは変わり日本の終身雇用は機能せず、コーポレートトランスポーテーション(CX)を強く推奨。成功モデルは日立の中西氏。頷ける点は多い。
-絶対にやってはいかないのは全員に愛されようとすること。
-冷徹で非常な決断こそリーダーの使命。
-新任地では謙虚、勉強、威厳で無知な期間を乗り切る。
-必ず構成員にはポジション取り=立場を明らかにさせる。(育成手法)