いつの空にも橋が出ていた

プロ野球横浜のファンが織りなす4篇の物語。本当の主人公はチームそのものかも知れない。実在の選手たちは歴代を網羅。奇跡の優勝と長い低迷。さらに近年の復活。変わらず応援するファンたちにとって人生の一部というよりさらに重い部分を占める。最後のダブルヘッダーは親子の関係を描いて秀逸。ほのぼのさせる野球小説でした。内容の割には少し長いのが減点。著者の思い入れか。

 

 

いつの空にも星が出ていた

いつの空にも星が出ていた