2019-06-11 嫌われる勇気 書評 アドラー哲学の入門書。フロイトの原因論から脱却し、目的論をベースに理論を展開。人生の基本は対人関係にあるとするが、他者との境界を明確化。対人はすべて対等な横の関係とする。突き詰めれば人生の幸せは「貢献感」。ただし他者承認では主観的なもの。ある意味非常にシンプルな理論。現代社会にマッチする。勇気の心理学と言われるだけに自分が納得し変われるか。現代のプラトンとして対話形式で解りやすい1冊。非常に刺激的。近頃にない高評価。 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 作者: 岸見一郎,古賀史健 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2013/12/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (113件) を見る