ごきぶりホイホイの生みの親である正富氏の製品開発に焦点を当てる。前半は本人を含め周囲の著書、証言等の記録。後半はパターンランゲージ理論からの分析。人間の作ったものに完全なものは無いとの信念から、徹底した問題の発見とその解決の追及によりヒット商品を連発する。実兄である正志しのマーケット開発力も大きい。もともとは化学選考でヒドラジン誘導体の開発もされたとのこと、達也氏のご尊父。優秀なご一族である。示唆に富む一冊。
- 真っ赤に熟れたリンゴを合成することは人間の力ではできない。
- 市場影響シェア 26.1% 安定的トップ41.7% 独占的シェア73.9% (クープマン)
「ごきぶりホイホイ」生みの親 大塚正富のヒット塾 ゼロを100に
- 作者: 廣田章光,日経ビジネススクール
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2018/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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