自衛隊失格

著者は軍国ばばあ、中野学校出身の父と右寄りの家庭で育つ。日体大の陸上部で特待生だったが、就職をけって自衛隊に入隊。しかも海兵団からというたたき上げ。それだけ使命感は強い。幹部となるが、予定調和の組織に飽き足らず常にアウトロー。新設なった特殊部隊の小隊長を務め、ゼロから立ち上げる。北朝鮮工作艦の追尾と訓練中の事故の記述は臨場感に溢れる。国を想い全力で生きる姿勢は伝わってくる。一気に読んだ。甘めのA。

  • コミュニケーション能力は自分をさらけ出す余裕
  • 自衛隊は究極のボランティア。知らない国民のために命を差し出す

自衛隊失格:私が「特殊部隊」を去った理由

自衛隊失格:私が「特殊部隊」を去った理由